皆さん、夏休みはいかがお過ごしでしたでしょうか?我が家は夏休みにデンマークのビルンにあるレゴランドに行ってきました!
皆さんは玩具のレゴブロックがデンマーク発祥というのはご存じでしょうか? 世界に一番知られているデンマークブランドは 、じつは ”LEGO” かもしれませんね。
LEGOという名前の由来は、デンマーク語の「Leg godt(よく遊べ)」です。レゴ発祥の地・デンマークに育った子どもたちは、小さな頃からよくレゴブロックで遊びます。デンマークの子どもたちにとって、レゴランドはまさに「夢のワンダーランド」です。
というわけで、今回はレゴランドについてリポートします!
注目は入口付近にある「ミニランド」、レゴブロックで再現したミニチュアの街並みです。
面白いのは、電車・飛行機・船・風車などが自動で動くところです。とてもよくできていて、子どもも大人も飽きずに楽しめます。
我が家の子どもたちは遊園地の乗り物に乗る前にミニランド見学にハマり、長時間にわたってミニチュアを眺めて大はしゃぎしていました。乗り物はどの遊園地でも乗れますが、レゴブロックでできた本格的な街のミニチュアはここでしか見られないので貴重です。
ミニランドを見終わると、いよいよ遊園地です。遊園地には、ジェットコースターやお化け屋敷など定番のアトラクションのほか、小さな子どもや高齢者でも楽しめる、ゆったりとした乗り物もあります。
レゴランドらしいのは、それぞれのアトラクションにレゴブロックが活用されているところです。水辺にはレゴブロックでつくられた恐竜がいます。どのようなプロセスでどのくらいの時間をかけてつくられたか、想像するだけでも圧倒されます。
訪問したのは暑い日だったので良かったのですが、水鉄砲を撃ち合うアトラクションもあり、子どもたちは大はしゃぎで遊んで、全身ビショビショに濡れていました。
園内のいろんなところにレゴブロックでつくられたフィギュアがあり、他の遊園地とは一味違ったレゴランドの面白さを感じられます。
ビックリしたのはこのフィギュアです。前は帽子で隠れているのですが、後ろはお尻が丸出しでした。それにしても、よくできていて感心します。
なかでも子どもたちが夢中になっていたのは、野外のイベント会場です。大勢の人が水に浮かぶお城の窓から水に飛び込むダイビングショーを観覧して盛り上がっていました。
ユニークで面白かったアトラクションは、手元の銃の先から出るレーザー光線でターゲットを撃ってポイントを稼ぐ「ザ・テンプル」、3Dの画面に向けて寝かせた手を前後にスライドさせて手裏剣を投げる「ニンジャゴー」などです。当たった分だけポイントを貯められて、最後に自分の総ポイントや順位を見ることができます。
また、4Dシネマでは上映中に席が揺れたり水が飛び出したりして、まさに自分が映像のなかに飛び込んだような体験ができます。さすが、デジタル化時代のテーマパークですね。
園内には、小さな観覧車や遊び場などがある小さな子ども向けのコーナーもあります。汽車も通っていて、怖い乗り物には乗れない子ども連れでも満喫できます。
皆さん、レゴランドの旅はいかがでしたかでしょうか。
ビルンは他にもレゴハウス、ウォーターパーク、宿泊施設などがあるので、子連れで思いきり遊ぶには楽しいエリアです。ファミリーでデンマークを訪問するときは、ぜひレゴランドに足を運んでみてください。
では、
「Tak for turen(タク・フォ・トゥアーン / 楽しい旅をありがとうございました)!」
【執筆者プロフィール】針貝 有佳(はりかい ゆか / Yuka Harikai Drejer)
北欧デンマーク在住のライター・トランスレーター。東京・高円寺出身。2009年12月からデンマーク暮らし。カフェ好き、読書好き、アート好き。非日常を味わえるような散歩や旅も好きです。